アイネット通信 21 2001年2月15日発行
新世紀に向けて
明けましておめでとうございます。いよいよ、21世紀の幕が開けました。私共の「アイネット」は平成7年(1995年)4月7日に発足し、「アイネット」通信NO.1号が5月1日に発行されています。あれから早くも6年目になりました。
最近は目から耳から「IT」と言う文字や言葉が入らない日がないくらいに喧伝され、私には情報通信技術の波が押し寄せて来るような感じさえしています。私のように脳の内容量も少なくなった者は、やはり必要な部分だけを選択するしかないのだろうと漠然と考えるこの頃です。
何時も年の始めに思うのですが、物事を柔軟に受けとめられること、人との交流を大切にして、
自分に出来る範囲の事を楽しんでお手伝い出来る事を願いとしています。今年もどうぞよろしくお願い致します。
(池田会長)
フリーマーケット報告
昨年、10月19日の例会にて会員の親睦を兼ね、フリーマーケットが行われました。今回は日ごろアイネットとお付き合いのある方々をお呼びしてお茶を飲みながら参加していただきました。 品物の値段を低く設定し、その値段より高く購入していただき、差額をアイネットに寄付して頂く方法で開催しています。希望の殺到した品物には歓声と無念の声などが入り混じり、大いに盛り上がり楽しいひとときを過ごしました。
お陰様で、たくさん品物が集まり、19,740円を寄付金として会計に届ける事が出来ました。準備や当日のお手伝いなど、皆さんご苦労様でした。
(高橋)
点 訳 の 流 れ(その2:作業開始)
前回は、点訳依頼の受付から配分まで解説いたしました。今回はいよいよ実際の作業の説明です。会 員 紹 介
今回、ご紹介するのは川村さんです。川村さんは4割を占める男性会員の中で、点訳者の道を まっすぐに歩き続け、着実に力を付けてきました。 川村さんの点訳されたデータは丁寧で、その誠実で温厚な人柄が反映されているようです。新年度からは「市政はこだて」「市議会だより」の点訳にも参加の予定です。点字との出会い
私は難聴のため中途難失聴者協会に入って、すでに5年有余になります。その間、同障者をはじめ、多くの方々の温かい心に包まれて、過ごして参りましたが、ある日、突然、同協会の東Sさんから、点訳の話しを聞かされ、同協会の賛助会員でもある小柳さんからライトブレーラーを貸していただき、点字というものを初めて実体験し得たところでした。 それから間もなく、パソコンへのインストールまで実にスピーディに事が運びしっかり点訳の下地が整えられたように思います。 以後、何回となく親切丁寧に藤田さんから、添削指導をいただき、今では私にとって点訳が大きな活力となっております。まだまだミスの多い点訳で、その校正に携わっていただく方々にはいつも申し訳なく思っております。 すばらしい人々と点訳の出会いでより充実した日々を過ごしておりますが、今後ともよろしくご教授下さいますようお願い申し上げます。 (川村)