アイネット通信 20 2000年10月19日発行
例会開催日変更のお知らせ
平成7年の発足以来、毎月第3金曜日に開かれていた月例会が第3木曜日に変更になりました。金曜日は色々な会合が開かれており重複する方々から変更の声が出ていました。毎木曜日は作業日となっていますが第三はお休みの日となっていますので移行することになりました。
8月から例会は第3木曜日午後6時に開催しており、年内の例会開催日は10月19日、11月16日、12月21日を予定しています。
点訳の流れ(その1:受付から配分)
普段なにげなく作業してる点訳も綿密な計画と会員の共同作業による多くの行程をへて依頼者に引き渡しされています。簡単ですが、数回に分けて点訳作業行程についてご紹介いたします。
1.点訳依頼の受付
当会は点字読者からの依頼を受けてそれに応えるプライベート点訳サービスを行っています。このような一人ひとりの方の需要に応えた点訳は障害者団体や行政からの依頼も含め、読者の直接の体温を感じながらの作業ではないかと思います。
事務局では依頼された文書・書籍等の原稿内容について文章だけなのか数式や理科記号、英文、古文などの混在なのか最初に確認します。さらに、試験問題や東洋医学などを含む広範囲な依頼内容があるので、会員の適正や点訳できる時間などを考慮して受け付けるかどうかを判断し納期や用紙代金の実費負担などを依頼者と打ち合わせます。
2.配分
会員の適正と作業状況を判断の上、作業量に合わせ、適切な人数に配分し作業開始となります。
デイサービスパソコン教室について
マイワードU教室では講師が大浅さんから平沢さんに交代いたしました。大浅さん長い間ご苦労様でした。今年度より一太郎とWORDを使用した墨字教室も同時開講しています。講師は田中さんです。
会 員 紹 介
活動の輪が広がり会員50名を数えるまでになりました。会員相互の親睦を深めるために、毎回、おひとりに登場していただき、近況報告をお願いする事といたしました。
トップバッターは会の設立の時に、ご主人の転勤で函館から旭川に移られましたが郵送やFAXを利用し活動を続けられおり、単行本から試験問題の点訳など、幅広い内容をこなしている高校生の素敵なお母さんでもある小林さんです。
私達夫婦は転勤族で結婚してから札幌、浦河、室蘭、函館、旭川と転勤し、こちらで家を持ち早六年となりました。
私と点訳との出会いは、浦河在住の時でした。ある時、図書館で点訳ボランティアがある事を知り、私にも出来るのではないかと思い電話したところ、一対一で快く教えて下さいました。これが点訳の始まりで中休みもありましたが、今日まで続いている所です。
今はパソコン入力ですが、まだまだミスが多く校正の方には申し訳なく思っています。藤田さんがフォローして下さり、私のペースに合わせて、原稿を送って下さいますので、マイペースで続けさせて頂いています。離れていますが、アイネット会員として今後もよろしくお願いいたします。 小林会員(旭川在住)
(編集 田中・小松平)