アイネット通信 ナンバ−13号 (1997年12年17日発行)
 
 
◎使用ソフト紹介3
 
・EYENET コンバート プログラム 「KOYAMA」
 会員の小山さんがルビ付け作業用に作成したブログラムです。
 ワープロ入力で漢字の読みを{ }書で書いたデータを、漢字の上にルビを付けた2行の文に変換するためのソフトです。
 1 EYENET01.EXE
   MSBASIC Ver.7.0 で開発。
   カナ(半角)付き文章{2行}を出力。
 2 テキスト処理は JPERLを使用。
 2−1 SPLITO.PL 全角”。”が見つかれば行を変える。(1回に処理する文字数を制限)
 2−2 KANJI.PL 漢字だけの文章を出力
 2−3 KANA.PL  ひらかなだけの文章を出力
 3 EYENET.BAT
   全体の流れを指示する命令
 EYENET.BATの中の最後の行のeyenet01 %1 29 %1.txt 2段 { }という文がありますが、この29の数字を変えてやると、2段.TXTの1行の幅を変更できます。
 
ファイルの互換性について
 点訳したBASEデータをFDで依頼者に渡すことがあります。その際、ブレイルスターUかVの音声対応点訳ソフトで読み込まれます。
 このときに必要な条件があります。
 1 ファイル名が半角のアルフアベットかカタカナであること
 2 画面表示の環境設定が点字であること  
 また、AOK(音声ワープロ)の場合も、テキストファイルなら1のファイル名にすると読み込むことができます。BASE起動時に画面表示を点字にしておくのは、この互換性にあったわけです。
 
 
12月のデイサービス「点字ワープロパソコン教室」
 
 12月21日(日)10:00 〜 12:00
 総合福祉センター 1階集会室
 
 
◎楽譜点訳を始めよう!
 
 楽譜点訳の依頼がありましたが、アイネットではこれまで楽譜点訳を手がけたことはありません。楽譜点訳を担当する会員が必要です。
 点訳、校正・点検と、何人かがチームで携わることになります。
 楽譜を点訳するには、点字知識はもちろん、楽典=楽譜に関する最低限の知識が不可欠です。
 幸い、楽譜点訳ソフト(無料ソフト)を入手しましたので、大幅に作業の軽減が可能です。
 楽譜点訳のきまりや、ソフトの操作方法など、学習することはいっぱいあります。 楽譜点訳のテキストとしては、「楽譜点訳のしおり」(日点)、「点字楽譜作成の手引」(文部省)などがあります。
 楽譜点訳の講習会も開催する予定でおります。楽譜点訳に興味のある方は、ぜひお知らせください。
 
 
◎インターネットを始めよう!
 
 函館インフォメーションネットワーク(株)(HINET)から、アイネットの活動のために、インターネット回線を1回線無料で提供するとの話が寄せられ、利用方法について検討しています。
 インターネットを使って点字のデータをやりとりすることができるようになりますし、アイネットのホームページを開設して情報を発信する・・・ということになれば楽しいですね。
 インターネットについて知識を蓄えておいてください。
 詳しくは例会のときに。
 
 12月例会  
   12月19日(金) 18:00〜 
   総合福祉センター 1階会議室
  1 月例会
   1月16日(金)
    
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