アイネット通信 ナンバ−9号 (1996年10年14日発行)
◎使用ソフト紹介(1)
・パソコン点訳に使うソフトは何種類かありますが、それらのソフトがどのように使われるのか、簡単に順次ご紹介していきます。
EXTRA(日本語英語自動点訳プログラム)
・「EXTRA」は、ワープロ等で作成したテキストファイルを自動的に点字データに変換するのに使用するソフトです。
・例えば、漢字かな混じり文でワープロ入力した文書を点字にするときは、次のような流れになります。
@ワープロ入力→Aワープロ変換ソフトでテキストファイルに変換→B「EXTRA」でテキストファイルを「BASE」に変換→C「BASE」上で校正→D点字プリンタで印刷
・Bの過程で「EXTRA」で「BASE」に変換するときに、漢字の読みやマスあけが100%完璧ではないので、「BASE」上で念入りに校正する必要があります。
・そこで、点字習得者の場合は、@ワープロ入力する段階で、始めからひらがなで分かち書きをして入力しておくと、「BASE」に変換した時点で、ほぼ100%に近いものができあがることになります。
◎10月のデイサービス「点字ワープロパソコン教室」
・10月20日(日)10:00 〜 12:00
・総合福祉センター 1階集会室
・お手伝いの人手が不足気味ですので、多数の会員の参加をお願いします。
◎点訳依頼の作業状況(9〜10月)
・単行本4冊、英文歌詞CD4枚分 点訳中
・競馬データ 毎週点訳の更新(西田会員)
・「健康に関する料理の本」数人で分担予定
・単行本1冊 点訳待ち お手すきの方は申し出てください。
◎パソコンを貸与します。(1台)
・2名の会員から寄贈された中古パソコンを組み合わせ、BASEの作業ができるパソコンを1台会員に貸与します。
本体 NEC PC-9801 UV21
ハードディスク 20MB
ディスプレイ
日本語漢字プリンタ
という構成です。
・ハードディスクには、「BASE」(点訳ソフト)、「FD98」(ファイル管理ソフト)その他のソフトが インストール済みです。
・パソコンをお持ちでない会員に貸与いたしますので、希望者はご連絡ください。
10月例会
・10月18日(金) 18:00〜
・総合福祉センター 1階会議室
・11月例会 11月15日(金)
・12月例会 12月20日(金)
◎ポルトガル語点訳その後
・9月6日付北海道新聞の「ブラジルへマッサージ指導」という記事で、会員の浅利さんが紹介されていたのをご覧になりましたでしょうか。
・アイネットが全面支援して、「ポルトガル語実用会話辞典」や「ポルトガル語会話集」、また「世界名曲大系」の大作などを完成させたことが大いに役立ってもらえました。
・ブラジルからお元気な第一報が届いています。
ロッカーにありますのでご覧ください。
・新聞記事の中で、アイネットのことが取り違えて報道されていたため、せっかくアイネットを広く知ってもらえる機会だったのに、大変残念でした。