今日のインターネット教室では、ないーぶネットを紹介します。ないーぶネットはどのようなサービスを提供しているのでしょうか。ホームページの紹介文を引用します。
引用はじまり。
「ないーぶネット」って?(2008年4月現在) 「ないーぶネット」は、視覚障害者へ様々な情報サービスを行う視覚障害者情報提供施設(点字図書館)などの全国組織である「全国視覚障害者情報提供施設協会」(略称:全視情協)が運営する視覚障害者情報ネットワークです。 「ないーぶネット」には、視覚障害者への情報サービスをおこなっている全国の視覚障害者情報提供施設(点字図書館)やボランティア団体、視覚障害者へのサービスを手がけている公共図書館、大学図書館など、約190の施設や団体が加盟しています。また、視覚障害者が直接加入することもでき、約5200人の個人会員が利用しています。 「ないーぶネット」はインターネットで利用できます。音声などでも分かりやすいホームページから、膨大な点字・録音書誌情報の検索をはじめ、点字データもダウンロードでき、様々な情報が得られます。
点字・録音図書の書誌情報は全国最大! 「ないーぶネット」は、全国のないーぶネット会員施設・団体が製作または所蔵する書籍の目録ならびに点字出版図書目録からなる、点字図書や録音図書の全国最大の書誌データベース(約43万件)として、広く活用されています。
点字データの宝庫、視覚障害者も読書の自由 9万タイトルに及ぶ点字データを保有しており、その数は毎年9000タイトル以上も増加し続けています。 この点字データは、全国どこからでもダウンロードできます。視覚障害者も多様な資料を手にすることができるようになりました。読みたい本を自由に選んで、直接点字データを得られますので、視覚障害者の読書の自由が完全に保障されています。また、「オンラインリクエスト」を利用すると、簡単な操作で自宅から点字図書や録音図書の貸し出しを図書館に依頼でき、図書館側の処理も簡単にできます。
引用おわり。
ないーぶネットから点字データをダウンロードするには、利用登録が必要となります。今日は図書館に割り当てがあったIDとパスワードを使って点字データをダウンロードします。
とは言え、利用登録に関する情報をちょっとだけ確認しておきましょう。 視覚障害者のかたで「ないーぶネット」を直接利用するためには、各地域等の「ないーぶネット」利用施設・団体の利用登録者であることが条件になります。函館の場合は函館市社協と函館点字図書館が参加施設・団体ですが、利用登録ができるのは函館点字図書館だけです。 利用登録が済んだ後には利用申し込みの手続きがあります。手続きには次の二つの方法があります。
まずないーぶネットのホームページから、オンラインサインアップをする方法です。登録項目は都道府県、利用開始年月、氏名、生年月日、性別、障害者手帳の有無、メールアドレス、利用施設・団体名などです。
二つ目は利用登録施設・団体から、つまり函館点字図書館を通じて申し込む方法です。どちらの手続きにしても視覚障害者のかたの利用のための費用は無料です。
それでは具体的にデータのダウンロードをしてみましょう。ダウンロードにはいろいろな方法があるので、すでにないーぶネットを利用しているかたと手順が違うかもしれませんが、今日は次の方法で勉強します。 題材は第一生命が毎年募集している「サラリーマン川柳」のデータにしました。
22でうまくファイルが開かない場合には、プログラムの関連付けが必要です。
ぜひともないーぶネットを活用してください。