インターネット教室 平成17年7月
お気に入りに追加
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今までは、オルトキーを押してからファイルを選択して、開くからホームページ
のアドレスを入力して希望するホームページを開いていました。何度も訪れるペ
ージのために、ホームページリーダにはお気に入りという機能が組み込まれてい
ます。このお気に入りを利用すると、簡単な操作で何度も訪れるページを開くこ
とができます。
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では、実際に操作してみましょう。お気に入りリストを表示するには、オルトキ
ーを押してから右矢印キーを数回押して、お気に入りを選択して、エンターキー
を押します。ホームページリーダのお気に入りには最初からいくつかのホームペ
ージが既に登録されています。もしかすると、誰かが操作をおこなっていて、新
たにホームページが追加されているかもしれません。上矢印キーと下矢印キーで
どのようなホームページが登録されているか、確認してみましょう。
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登録されているてきとうなホームページを選んで、エンターキーを押してくださ
い。そのホームページが開くはずです。このページにもどるにはオルトキーを押
しながら左矢印キーを押してください。これでお気に入りを選んで希望するホー
ムページに移動することができました。
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では次にお気に入りにあたらしいページを追加してみましょう。
いま読み上げている今日のパソコン教室のページを追加しましょう。
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まず、お気に入り、を表示してください。オルトキーを押してから右矢印キーを
数回押して、お気に入り、を選択して、エンターキーを押します。お気に入りに
追加、と読み上げるはずです。ここでエンターキーを押すと新しい窓が表示され
ます。お気に入りの追加、名前、と読み上げます。新しい窓の構成を確認します。
タブキーをぽんぽんと一回づつ押して、どのような項目があるか確認してくださ
い。
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新しい窓の項目はタブキーを押す順番で、
名前。
フォルダ。
フォルダ、展開されています。
新規フォルダ。
このページがお気に入りに追加されます、オーケー、ボタン。
キャンセル。
という項目がならんでいます。
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タブキーを何度か押して、このページがお気に入りに追加されます、オーケー、
ボタン、と読み上げるところに移動してください。ここでエンターキーを押すと、
いま開いているページがお気に入りに追加されます。後できちんと登録されてい
るか確認しますので、登録されるページの名前を覚えておいてください。
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お気に入りに追加するページと同じ名前のページが先に登録されていると、現在
の表示に上書きしてもいいかを聞いてきます。今回は上書き、置換えしてくださ
い。
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登録されているか確認してみましょう。オルトキーを押してから右矢印キーを数
回押して、お気に入りを選択します。上矢印キーと下矢印キーで登録されている
項目を確認します。先ほど登録したページはありましたか。ありましたら、その
ページを開いてください。もし、なかったときにはもう一度登録の操作をしてみ
ましょう。
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ひきつづき、お気に入りへの追加をしてみましょう。今度は、先週の教室で利用
したグーグルのホームページを登録してみましょう。グーグルへのリンクは次の
行にあります。
グーグル
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もし操作が分からなくなった時には、深呼吸して心を落ち着けてください。そし
て、4番の説明から読み返しながら、操作を繰り返してみましょう。
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これで、お気に入りへの追加の項目を終わります。
フレームってなに?
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ホームページのなかにはフレームとよばれる仕組みを利用しているところがあり
ます。フレームというのは、いくつかのページを組み合わせて、ひとつのページ
を表示させる仕組みです。
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例えば、いまこの教室で使っているこのページはフレームという仕組みは利用し
ていません。エンドキーを押してから、右矢印キーを押してページの最後まで行
くと、ページの終わりと読み上げます。実際に操作してみてください。
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フレームを利用しているページでは、そのページの最後まで行くと、例えば、フ
レーム3の1、ページのおわりと読み上げます。フレーム3の1というのは、こ
のページはフレームの仕組みを使っていて、いま読み上げたところを含めてみっ
つのページがあることを意味します。
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実際にフレームを使っているページを開いてみましょう。インターネット教室の
4月と5月と6月のホームページを使ってフレームのあるページを作成しました。
次の行にリンクがあります。このページにもどるには、オルトキーを押しながら
左矢印キーを押してください。
フレームの例
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フレームとフレームの間を移動してみましょう。コントロールキーを押しながら
タブキーを押すと次のフレームに移動できます。前のフレームに移動するには、
コントロールキーとシフトキーを押しながらタブキーを押します。でも、指がつ
りそうですね。コントロールキーを押しながらタブキーを押す、を続けると最初
のフレームにも移動しますので、操作しやすいほうでおこなってください。次の
行にリンクがあります。このページにもどるには、オルトキーを押しながら左矢
印キーを押してください。
フレームの例
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例えば、MSN毎日インタラクティブというニュースのホームページでは、フレー
ムをたくさんつかっています。読み上げられているなかで、フレームいくつのい
くつというところに注意して聞いてみてください。次の行に MSN毎日インタラク
ティブへのリンクがあります。
MSN毎日インタラクティブ
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フレームという仕組みは、ホームページリーダで読み上げると複雑に聞こえるか
もしれません。フレームは比較的多く使われている仕組みです。目的のホームペ
ージを読み上げて、必要とする情報にいきあたらない場合には、ひょっとしてフ
レームになっているかもしれません。読み上げの最後を注意してきいて、フレー
ムを利用しているか確認するのもひとつの方法です。
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これで、フレームってなに? の項目を終わります。
インターネットでの礼儀作法
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ひとの集まるところでは、してはいけないこと、してもよいことのきまり事がで
きてきます。例えば、ごみをちらかさないとか、最近だとたばこは決められた場
所で楽しみましょう、などなど。インターネットでも同じように、きまり事が自
然とできてきました。
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インターネットのきまり事、礼儀作法はネチケットという言葉でよばれることが
あります。インターネット用語辞典というホームページによると、ネチケットは
ネットワーク・エチケットを一語にまとめた造語。インターネットを利用する人
が守るべき倫理的な基準。道徳。他人に迷惑をかけないことが原則である。
と、いうことだそうです。基本的には、ふつうの生活でしてはいけないことは、
インターネットでもしてはいけないことです。でも、インターネット、ホームペ
ージにある掲示板やメールでのやりとりでは、その世界独自の決まりごともあり
ます。
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以下にあげるホームページでは、ネチケットをわかりやすく説明されています。
リンクからたどって読み上げてみてください。このページにもどるには、オルト
キーを押しながら左矢印キーを押してください。
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まもるべき項目がたくさんあっておどろかれた方もいらっしゃるかもしれません。
これらの決まりごとは、かるく心にとめておいて、なにかの機会に思い出して確
認するのがよいと思います。
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いわゆるネチケットといわれるきまり事、礼儀作法とは別に、インターネットで
は習慣でそのように決まっていますということもあります。多くのひとが無意識
にその習慣に従っているので、あらためて質問されなければ気がつかないことも
あります。なぜこういうふうにするのかな?と思われたときには、質問していた
だければと思います。
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ここから、このテキストを作成した、こまつだいらの考えです。例えば、メール
を書く場合に40文字くらいで改行(エンターキーを押す)してください、とい
う事をいわれることがあります。これはネチケットというよりは習慣だと思われ
ます。むかしのメールを表示するソフトでは、1行の長いときちんと表示できな
いものもあったようです。また、表示が画面の外まで広がり、読みづらくなる場
合もあったようです。このことから、メールの1行は40文字くらいにしましょ
うという習慣になったようです。
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特に目的がある場合はのぞき、このような習慣にはとりあえず従うのが、無用な
トラブルからのがれる手段です。ここまで、このテキストを作成した、こまつだ
いらの考えでした。ふしぎな習慣に気がつかれたときには、質問いただければと
思います。
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この項目で、参考にさせていただいたホームページです。
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これで、インターネットでの礼儀作法の項目を終わります。